九月ウサギの手帖

うさぎ年、9月生まれのyukiminaによる日々のあれこれ、好きなものいろいろ。

藤井風「花」MV、さらなる考察

www.youtube.com 前回に続いて、またしつこく藤井風の「花」 MVについてです。 ↓ kate-yuki.hatenablog.com 11月24日金曜の夜に公開された、「花」のMV、この1週間で何回見たことか。平日の忙しい日も、寝る前に1回は見ていた。心身が浄化されるような気がす…

「Workin' Hard」な日々へ贈られた、「花」💐

暑い夏に更新したきり、いつの間にか季節は巡り、今年の終わりも見えつつあります。というわけで、またまた藤井風です。バスケW杯の公式テーマソングとして発表された、藤井風の「Workin' Hard」。なんだかだいぶ前のことのような気もするが、この曲には衝撃…

夏休みの写真ちょこっと日記

夏休みも終わり。というわけで、珍しく10連休だったので、振り返ってみることにした。絵日記ならぬ、写真ちょこっと日記(単なるスマホの写真だけれど)。8月10日(木)夏休み1日目今までの疲れを癒すべく、だらだら寝ていたかったが、午前中にケーブルTVの…

藤井風 Netflix配信のパナスタライブを視聴

Netflix配信の藤井風 LOVE ALL SERVE ALL Stadium Live ”Panasonic Stadium Suita” 2022/10/15-16を、今日、全編通してやっと視聴。今まで途切れ途切れに観ていたら、印象がまとまらず、これではリアル参加していたのにほとんど忘れている当日の体験と同じだ…

藤井風 さいたまスーパーアリーナ       LAATの思い出

1月15日(日) さいたまスーパーアリーナ、藤井風アリーナツアーに行ってから早くも1か月と10日以上。こういうのは行った翌日くらいに、ぱぱっと書くべきなのだろうけれど、ファイナルを迎えてからの方がよいかなと思っているうちに、こんなに時間が経ってし…

紅白を超越した紅白での藤井風       新年の挨拶に替えて

あけましておめでとうございます。昨年2022年の紅白の藤井風さんの衣裳が新年にぴったり、というか、あまりに素敵だったので、公式インスタグラムからお借りしました。さて、紅白の前に、12月28日に放送された「NHK MUSIC SPECIAL 藤井⾵〜 藤井風 いざ世界…

藤井風の音楽は神様からのcalling、そして夢で聴こえた「grace」 

クリスマスなので、風さんのことを書いてみることにした(何の関連性もないけど)。最近、また夢の中で藤井風の「grace」を聴くという体験をした。でも覚えているのはそれだけで、どういうストーリーだったのか、まったく思い出せない。なんだか面白い夢だっ…

大阪ちょこっと観光日記------パナスタライブの前後のこと

先月の藤井風さんの大阪パナソニックスタジアムライブから、早1か月。パナスタライブの番外編というか、大阪ちょこっと観光日記です。ライブの前日、10月15日(土)に大阪に着いていたので、この日は関西在住のつれあいと会うことに。法善寺横丁に、関西風の…

「死ぬのがいいわ」のVisualについて騒ぎたい

。www.youtube.com スタジアムライブ後、いろいろあってざわざわしていて.....ライブで使用された「死ぬのがいいわ」のこのVisualについてもっともっと騒がれてもいいのになあと思うので、私はひとりで騒ぐことにした。とにかく、この映像は凄い。海外で話題…

藤井風スタジアムライブ まるで人生のように

【まえがき:スタジアムライブのレポートとはほど遠いもので、自分のための備忘録かつ今回行けなかった友人のために書いている部分もあるので、まどろっこしい方は適当に読み飛ばしてください。前半の、開演までが大変だった云々の記述は、今後もしスタジア…

藤井風 RSR2022の奇跡の一夜と夢で聴こえた「まつり」

8月13日深夜(14日0時45分からのスタート)、RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZOに、藤井風がコロナで出演できなくなったアーティストの代打で急遽出演が決まり、さらにYouTubeで生配信という夢のような時間が訪れた。その配信を見た翌日の夢の話。夢の話とい…

昨年の6月、新作能「沖宮」を観ました

すでに1年以上前のことになってしまった、京都行きのことを書きます。2021年6月12日(土)、京都の金剛能楽堂にて「沖宮」(おきのみや)という新作能を観た。故・石牟礼道子さんの新作能で、衣裳は志村ふくみさん。 当日の金剛能楽堂(上演前は撮影OK)。前…

風さん&ずっずさんからの、汲めども汲めども尽きぬ愛

書きたいことはたくさんあるのに、2ndアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」の発売以降、風さんのめまぐるしい活躍に付いていくのに精一杯で、書く体力、時間などなどがなく......気がつけば、もう6月半ば。せめて、来週6月14日の風さん25歳の誕生日前に一度くらい…

人生でもっともすべきことは花見かもしれない   神代植物公園の桜たち

昨日、思い切って神代植物公園に桜を見に行った。住まいと同じ三鷹市にあって、近いと思いつつもなかなか行けないでいた。毎年、あそこの桜はすごいのだよなと思いつつ、平日は仕事だし、土日は何やかやと用事があるうちに桜は散り、去年、一昨年はコロナで…

藤井風 いつまでも風のように自由に

藤井風の記念すべき「何なんw」シングルデビュー2周年ということで、今年1月24日に撮影した1枚。 これから風くんの節目、節目にキャンドル灯してお祝いしていそうな私。 さて、藤井風について、いろいろな人がその素晴らしさについて言葉を尽くして書いてい…

二十歳の頃、振袖を着なかった私

着物のことを書いたのが2年前、着付けを習い始めてすぐにコロナ禍となり、中断したりしながら、昨年からなんとか着物で外出できるまでに進み、やっと着物二年生という感じ。 覚えてみると、何が何やら魑魅魍魎な世界だった帯結びも、これがこうなってこうな…

「風」に吹かれまくる1年になりそうな予感

2022年、あけまして おめでとうございます。昨年もほとんど更新できず、藤井風について2回も続けて書いたことだし、大晦日の紅白出場が衝撃的だったので、こうなったらもう、引き続き風くんについて書きます。大晦日の紅白出場が発表されたのは12月に入って…

藤井風を好きになると、なぜか切なくなる

前回書いた記事が4月の終わり、藤井風のことだったけれど、それから半年余。 ひとりのアーティストがどんどんと階段を上っていくのを夢中になって見守っているうちに、あっという間に半年以上経ってしまった。 その間に、永遠に続くかのように思えたコロナも…

「風」に吹かれて、寝ても醒めても藤井風

1月に更新してから、またまた空いてしまった。 春になったらコロナも少しは落ち着くかと思いきや、変異株やら何やらで、ますます困難になった状況のなか、突然、この春から藤井風に夢中になった。いや、恋に落ちたと言ってもいいかもしれない。 藤井風「HELP…

2021年、『ベニスに死す』に出会い直す

昨年、ヴィスコンティの映画「ベニスに死す」を観直した。 昨年5月にこの記事のなかで『秘密の花園』とともに触れたのたが......。 kate-yuki.hatenablog.com 今回はこの作品だけに絞って、詳しく書こうと思う。 大昔、10代後半か20代はじめの頃に観た時は…

2021年が始まりました

あけまして おめでとうございます 昨年2月から始めたブログ、コロナやら何やらで落ちつかず、というのを言い訳に、結局ろくに更新もせず、年が明けてしまいました。 年明け早々、再びの緊急事態宣言、厳しい1年の始まりですが、外出する機会も少ないだろうし…

「鏡の国」のようだった、2020年の春

前回の記事から、凄く間が空いてしまい、Hatenaから「そろそろ更新しませんか」のメッセージすら届かなくなってしまった。 今時、ブログなんか気負わず、その時々で赴くままに書けばいいのに、何か少しは意味のあることを、なんて気負っているうちに月日だけ…

文学作品のなかの「疫病」

ーーそのあと、いやなことがつぎつぎに起こりました。そして、その朝がなぜいつもとちがった感じだったかが、メリーにはわかりました。コレラが恐ろしい勢いでひろまり、人びとがまるでハエか何かのようにばたばたと死んでいたのでした。 (略) 物音やあわ…

田嶋陽子さんのことを何も知らなかった

先週から飾っていたバラに、ミモザとマーガレット一輪ずつを追加。 マーガレットはミモザを買った花屋さんからのおまけ。 先月17日、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に田嶋陽子さんが登場されていた。 その時のお話にとても感銘を受け、ラジコで聴き直し…

「着物沼」の入り口にいる私と、『着物憑き』 

年明けから着物の着付けのお稽古に行き始めた。 個人で教えてくれる先生を、職場の仲良しのSさんから教えてもらったのだ。Sさんは常々、骨董市などに出かけては古着の着物を探していて、楽しそうだなと思っていた。 私も興味はあったのだが、どこからどう手…

「車中の人々 駐車場の片隅で」

www6.nhk.or.jp この記事(↓)を書いた、同じ15日の夜、NHKスペシャルで「車中の人々 駐車場の片隅で」という番組が放送された。下記の記事は、15年前に書いたものの再掲で、イギリスでの問題を取り上げたのだが……。 kate-yuki.hatenablog.com 日本はこうい…

(今時の)バレンタインデー

*六花亭のお菓子は美味しいし、パッケージも好きです。 昨日はバレンタインだったけれど、新型コロナウィルスのせいか、世の中全体、浮かれた雰囲気は全然感じられなかった。 新宿に通勤しているが、今までなら朝の新宿駅では大勢の中国人観光客にすれ違う…

『ハードワーク 低賃金で働くということ』 そして十数年後の世界は?

『ハードワーク 低賃金で働くということ』(ポリー・トインビー著/東洋経済新報 社/2005年7月初版、2020年現在絶版)を読んだ時の記事。前の前のブログで書いたもので、2005年12月11日付。なんと15年程前ということになる。 著者が書き始めたのは2002年頃…

残酷な神が支配する②――これはイアンの物語

前回から引き続き書いた、第2弾の記事(2006年11月23日付け)です。 前回はこちら ↓ kate-yuki.hatenablog.com 今回、読み返して、自分が書いたものながら大きく変化した部分がある。 下線部分のところ、これは13年以上前に書いた時の正直な気持ちであったが…

残酷な神が支配する① 「その絶望には いまだ名前がないのだ」

この記事は、以前のブログに2006年9月18日付けで書いたもの。この記事は、以前の 読みにくる人がほんのちょっぴりな私のブログのなかで、アップして13年経っても未だに時々読みにくる人がいる、いちばん人気の記事なので、ここに転載することにした。 萩尾望…