九月ウサギの手帖

うさぎ年、9月生まれのyukiminaによる日々のあれこれ、好きなものいろいろ。

(今時の)バレンタインデー

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 六花亭のお菓子は美味しいし、パッケージも好きです。

 

 昨日はバレンタインだったけれど、新型コロナウィルスのせいか、世の中全体、浮かれた雰囲気は全然感じられなかった。

 新宿に通勤しているが、今までなら朝の新宿駅では大勢の中国人観光客にすれ違うのだが、日に日に少なくなっている。欧米系の観光客の方が多いくらいだ。

 

 さて私は、同じ職場できもののことを教えてくれる仲良しの人に、自分用に通販で購入した六花亭のバレンタインの詰め合わせからおすそ分け(今年から着付けを習い始めたのだ!)。

 そして、同じく仕事関連の方から、チョコレート風味のシュトレンをいただきーーちゃんと一切れずつ可愛く小分けされたものーーそのあと、打ち合わせに来た取引先の女性に「いただきものですが」と、一切れおすそ分けしたら、すごく喜ばれた。

 そのチョコレート風味のシュトレンを焼いた方はお店を構えているわけではないけれど、ほぼプロなので、お味は格別、甘さ控えめなスパイシーなチョコレート味で、中途半端な市販品よりよっぽど美味しい。

 隣の部署の女性たちは、あれこれチョコレートを持ち寄って交換して、楽しそうに食べていた(男性もひとりいたけど、一緒にわいわいという感じで)。

 

 と、今では女性→男性、ではなく、むしろ女性同士であれこれで行き交う感じになっていて、面白いなあと思う。

 だけど、若い女の子たちだと、「友チョコ」をめぐって、いろんな思惑が飛び交うらしく(友だちと思っていたら、先方は用意していなかっただの、互いのチョコレートのグレードが全然違っただとか)、それはそれで面倒というか、ご苦労なことよ、と思ってしまう。

 

 仕事の帰り、小ぶりの花束を紙袋に入れている男性がいて、見るともなく見ていたのだが、駅にある花屋さんに男性がたくさん群がっていて、おお!と思った。

 そうか、男性から女性に花を贈る、というのがようやく日本にも来たのか、と。

 

 私たちは、つれあいがお酒より甘いもの好きで楽しみにしているので、チョコレートを贈り、3月の「ホワイトデー」(というのも不思議なものがだ)には私がきっちりお菓子をもらう、という「日本型」バレンタインをやっている。

 

 ちなみに今の私の職場は、女性が男性にチョコレートを配る習慣は義理も何も一切なし、徹頭徹尾バレンタインとは無縁、というところで、大変心地よい(ほかはいろいろ大変なことあるが、この点だけはいい職場だなあとしみじみ思う)。

 禁止したというわけではなく、もとからそういう習慣が根付かなかったらしい。

 

 世の中の変化をいろいろと感じるバレンタインデーでした。